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世界で最も太陽熱が盛んな国「北京の太陽熱ライフ」

中国は太陽熱エネルギー大国。2013年の温水器累計設置容量は世界の70%で、太陽熱温水器の生産量も世界1位だ。そんな中国・北京に住む一般家庭の太陽熱利用のストーリー。

太陽熱を導入してから
躊躇なくお湯が使える生活に

オウヤン・シャンピンさんは2000年に家庭用湯沸器を交換する際にソーラーパワー(太陽熱)を導入した。

「設置するまで水圧や冬場の状態などが心配だったが、使ってみたら簡単なことだった」と振り返る。中国の40代後半以上の世代が皆そうであるように、オウヤンさん一家は冬でもシャワー以外の用途には節約して冷水を使う生活をしてきた。ところが、太陽熱を導入してからは、躊躇なくお湯を使う生活に変わった。水仕事も温水を使い、冬の夜はテレビを見ながら足湯を楽しむ習慣もできた。

「せっかくお天道様がくれたものなのに、なぜ使わない? という気持ちになったから。居心地は良いままでも、エコな生活はできるんです」(オウヤンさん)。

それまで環境について考えたこともなかったオウヤンさんだが、温水器の導入とともに、エコなライフスタイルを身近に感じるようになったとか。

また、中国の著名な環境保護NGO「自然の友」(FRIENDS OF NATURE)から教わった酵素肥料を使った家庭菜園や、生活排水の再利用も導入した。

太陽の恵みが心と生活を豊かにしてくれる、お湯で洗濯するオウセンさんの笑顔こそ、その証しに違いない。


写真/佐渡多真子
取材・文/斉藤ジュンコ

※『SOLAR JOURNAL』vol.14 より転載

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