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キテマス! 人気店の農的グルメ♪

ご馳走様――それは準備のために走りまわる人に感謝する言葉。ここでは、準備、いわゆる植物の命を育み・運んでくる生産者そして、生産者と消費者をつなぐ人に目を向けてみよう。

おしゃれママが並んでも食べたいおいしい野菜

東京・銀座三越に、子連れのママたちが列をなす一角を発見した。JA全農直営の「みのる食堂」だ。カジュアルな店内でメニューを開くと、素朴な家庭料理が並ぶ。

メンチカツの他、瑞々しい旬の野菜を使った惣菜やバーニャカウダが定番とのことだが、その人気の秘密は、全国の農家から届けられる安全で新鮮な国産食材にある。――食べる人(消費者)と作る人(生産者)を互いに身近な存在にしたい。そんな「みのる食堂」の想いを感じさせる一品が、旬の東京野菜を使用した「東京野菜のにんにくバターソテー」だ。

この日提供されたにんにくの香りが立つソテーは、東京・田無から直送のしゃきしゃきとした小松菜とつぼみ菜、二十日大根を使用。福岡産のトマトとほうれん草で作ったピューレとともに食せば、程よい酸味が野菜本来の旨味を引き立てる。薄味で天然の調味料を使用し、素材そのものの味を感じられるよう工夫が凝らされている。

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「“畑の味”をお客さんにきちんと伝えたい」――店長高木裕さんの素材への情熱や想いを、生産者の畑を尋ねて実際に農作業を手伝うことで、スタッフも共有しているという。「草むしりや種まき、収穫など、全部をお客さんに伝えたいです」という高木さんの眼差しは〝農を楽しむ人〞そのものだ。

料理というトピックで消費者と農を繋ぐ「みのる食堂」は、JAだからできる地産地消のいわば“提唱方法”なのだ。原点となる生産者の想いに触れたい。その一心で、田無を訪ねてみた……。

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2017年3月21日発行

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